Grok Imagine API 入門:制限・料金・無料枠(2026)

xAI の Grok Imagine API で画像・動画を生成。curl / Python コード、1日あたりの上限、公式料金($0.05/秒〜)と無料枠、さらに GetModel の従量課金で単一アカウント上限なしのアクセスまで解説。

Grok アプリで1枚ずつタップするのではなく、コードで画像や短い動画をまとめて生成したい——本記事は xAI の Grok Imagine を「何か」から「どう呼ぶか・いくらか・1日何枚回せるか」まで解説します。コードとレート制限のルール、無料枠、よくあるエラー対処まで一通り揃えました。

急ぎなら、まず統一 Key を用意する手もあります:GetModel の OpenAI 互換エンドポイントで Claude / GPT / Gemini を従量課金で呼び出せます。残高は全モデル共有、単一アカウントの1日上限なし。モデルと最新単価は Claude Fable 5 などのモデルページ を参照。

Grok Imagine とは

Grok Imagine は xAI の画像 + 短尺動画の生成機能です。コンシューマー側は Grok アプリ(iOS / Android)と grok.com に組み込まれ、SuperGrok または X Premium の契約が必要です。開発者側は xAI 公式 API から利用でき、テキストから直接画像を生成したり、画像/テキストを音声付きの短い動画に合成したりできます。

以前の grok-2-image(テキスト→画像のみ)とは別物で、この Imagine 世代はネイティブな動画 + 音声が主役。同種の動画モデルの中では低価格で、公式では音声付きで約 $4.2/分——Google Veo のおよそ3分の1、Sora 系の数分の1です。

先に押さえておくべき点:コンシューマー側(アプリ)は契約に紐づく1日ごとの枠、開発者側(API)は従量課金。この2つの課金体系は完全に独立しています。以下でそれぞれ説明します。

API 接続 + コード

xAI のエンドポイントは OpenAI SDK 互換なので、base_urlhttps://api.x.ai/v1 に変えるだけで既存コードを再利用できます。まず xAI コンソールで xai-... で始まる Key を取得します。

テキストから画像(curl)

画像生成は POST /v1/images/generations、出力は jpg:

curl https://api.x.ai/v1/images/generations \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -H "Authorization: Bearer $XAI_API_KEY" \
  -d '{
    "model": "grok-2-image",
    "prompt": "宇宙ヘルメットをかぶった柴犬、サイバーパンクなネオン背景",
    "n": 1
  }'

テキストから画像(Python / OpenAI SDK)

from openai import OpenAI

client = OpenAI(
    api_key="あなたの-xai-Key",
    base_url="https://api.x.ai/v1",
)

resp = client.images.generate(
    model="grok-2-image",
    prompt="宇宙ヘルメットをかぶった柴犬、サイバーパンクなネオン背景",
    n=1,
)
print(resp.data[0].url)

上記コードの grok-2-image は xAI ドキュメントで現在案内されている画像生成モデルです。xAI はバージョンごとにモデル ID を更新するため、導入前に 公式の画像ドキュメント を確認してください。

動画の生成

動画は grok-imagine-video モデルを使い、テキスト / 画像 / 動画 → 動画 に対応、秒単位課金($0.05/秒)、利用可能リージョンは us-east-1 と us-west-2 です。動画は時間のかかる処理で、通常は非同期ジョブとして投げて結果をポーリングします。正確なリクエスト本文とポーリング用エンドポイントは、バージョンごとに更新される xAI 公式ドキュメント を参照してください。

API 側の制限は1秒あたりのリクエスト数(動画モデルで約 10 req/s)で、下記コンシューマー側の「1日あたりの枚数」とは別物です。混同しないように。

1日あたりの上限とレート制限

多くの人がつまずくのはここ——お金の問題ではなく、1日の枠やピーク時のスロットリングに当たっていることがほとんどです。2層に分けて見ます。

コンシューマー側(Grok アプリ / X)の1日の枠

xAI は各プランの正確な数値を公開していません。以下はコミュニティの実測に基づく概算で、バージョンにより変動します:

プラン価格(目安)画像 / 日動画 / 日
無料(Free)$0ほぼ不可(テキスト対話のみ)
SuperGrok Lite~$10/月~20少数
X Premium契約内~50
X Premium+契約内~100
SuperGrok(Heavy)~$30/月~50(無制限を謳う)~500

共通ルール:

  • リセット時刻:枠は UTC 0時(日本時間 9:00)に更新され、使い切らなかった分は翌日に繰り越されません
  • ピーク時のスロットリング:xAI は「公平利用」アルゴリズムでピーク時にヘビーユーザーを減速させます。SuperGrok ユーザーでも短時間に 50〜100 回連続で叩くとソフト上限に当たることがあります。
  • 無料枠の縮小:X の無料ユーザーは現在ほぼ軽量テキストモデルのみで、Imagine の画像/動画生成は有料の壁の内側です。

API 側のレート制限

開発者側は「1日◯枚」ではなく RPS(1秒あたりのリクエスト数) 制限で、動画モデルは約 10 req/s、同時実行数と枠は Key 単位で管理されます。バッチ処理では、全リクエストを一度に投げず、キューと指数バックオフを用意しましょう。

料金

公式 API は従量課金です(最新価格は x.ai 公式 を参照):

機能備考価格(目安)
画像・標準Imagine basic$0.02 / 枚
画像・高解像度Imagine pro$0.07 / 枚
動画grok-imagine-video$0.05 / 秒(音声付きで約 $4.2 / 分)

上表は Imagine シリーズの API 価格です。コード例の grok-2-image は現在ドキュメントにある画像生成モデルで、価格は高解像度枠に近い水準です。正確なモデル名と最新価格は必ず x.ai を基準にしてください。

コンシューマー側はサブスク制:SuperGrok は $30/月 で画像生成と1日の動画枠を含み、高頻度の個人利用向け——一方、従量課金の API はバッチ・本番環境・プロジェクト単位の原価計算に向いています。

シナリオが大量の画像生成・本番環境・プロジェクト単位のコスト計算なら、単一アカウントの1日の枠やピーク時のスロットリングが邪魔になります——ここが従量課金の出番です。GetModel のような集約ゲートウェイなら、OpenAI 互換エンドポイントで従量課金・残高は全モデル共有、そもそも単一アカウントの1日枠という概念がありません。利用可能モデルと最新単価は モデルページ料金ページ を参照。

よくある質問(FAQ)

Grok Imagine は無料ですか? コンシューマー側の画像/動画生成は基本的に有料の壁の内側(SuperGrok / X Premium 以上)で、無料枠は主にテキスト対話です。開発者 API に無料枠はなく、純粋な従量課金です。

制限はどのくらいでリセットされますか? コンシューマー側は毎日 UTC 0時に更新され、繰り越しなし。API 側は1日の枠ではなく1秒あたりのリクエスト制限です。

公式 API とアプリ内の Grok Imagine の違いは? モデルは同じで課金が2通り:アプリはサブスクの1日枚数で手動制作向け、API は従量課金でプログラムからの一括呼び出し向け。本番連携では常に API を使います。

429(Too Many Requests)が出たら? レート制限に当たっています。コンシューマー側はリセットを待つかピークを避け、API 側は同時実行を減らして指数バックオフを入れます。バッチ処理では上流でキューによる平準化を、または集約ゲートウェイで複数チャネルに分散します。

生成物は商用利用できますか? xAI の利用規約とコンテンツポリシーに従ってください。商用利用の前にライセンス範囲とコンプライアンス上の制約(特に人物の肖像やブランド要素)を必ず確認しましょう。


さっそく始めますか?GetModel に登録 して Key を取得——1つの OpenAI 互換エンドポイントで Claude / GPT / Gemini を従量課金で呼び出せます。残高は全モデル共有、単一アカウントの1日上限なし。単価は モデルページ料金ページ を参照。

参考:xAI API · Grok Imagine Video ドキュメント · 画像生成ドキュメント